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ステップ3 - コメント文
どのような場合にコメントを使用する?
プログラムは誰が見るか分かりません。それは10年後の自分かもしれません。10年も経てば何のコードであるか、自分の書いたコードでも思い出すことは困難です。他人ならなおさらです。
従って基本的にはコメントは他の人が見た際に「何をやっているコードか」が分かるように記述します。但し記述するまでもなく分かるような処理には冗長になるためコメントを付ける必要はありません。
※このチュートリアルでは解説のために本来コメントする必要のないコードにもコメントしていますが、あくまでも特殊な例です。
また、/*と*/による複数行コメントは、コードの説明というよりは、ある範囲のコードを無効化して動作を確かめる場合、あるいはある処理を実施する際に複数の処理方法があるときにサンプルとして他の処理方法を残しておきたい場合に使用されます。
例えばある処理を実施する際に、Aという方法とBという方法がある場合、両方の動作を試したとします。試験の結果Aの方法を採用した場合、Bをコメントにしておきます。そうすれば後になってやはりBの方が処理が速い、Aでは一部の処理に問題があった、という場合にBに簡単に切り替えることができます。
また、後から他の人がコードを見たときに、Aの処理とBの処理の両方を試したこと、どのような理由でAの処理を採用したか、あるいは何故Bのコードは採用しなかったのかが分かればコードの理解が深まります。コメントは10年後の自分のためでもある事を覚えておきましょう。
$foo = 1; //ここからコメント
/* ここから
$foo = 2;
ここまでがコメント */
echo $foo;
PHPバージョン8.2
使い方
PHPのコードをWeb上で実行して実行結果を確認しながら学べる無料のPHPチュートリアルです。
コード欄にサンプルのPHPのコード(<?phpと?>は不要)を記述して、実行ボタンをクリックしてください。
PHPのソースコードをphpコマンドで実行するのと同じような感覚で実行結果が下のテキストエリアに表示されます。
また、関数の自動補完(2文字目を入力した時点で関数候補を表示)やコードエディタの背景色の変更も可能です。
PHPを学びたいけど実行環境がすぐに作れない、外出中で実行環境がない場合などに無料で気軽にPHPが学べるサイトです。
注意
無限ループや処理に時間がかかるコードを実行した場合、約1秒でタイムアウトしその時点の結果を出力します。
なるべく高い負荷のかかるコードの実行はご遠慮ください。
注意
画面解像度 1366×768 以上での利用を推奨します。